巻き爪治療（巻き爪マイスター・ワイヤー矯正）

巻き爪は、足の爪の端が内側に食い込み、痛みや炎症を起こす状態です。特に親指に多く、歩くたびに痛みが出たり、爪の周囲が腫れてしまうこともあります。

当院では、「巻き爪マイスター」を用いた矯正およびワイヤー矯正による巻き爪治療を行っています。

・薄い特殊なワイヤー（プレート）を爪の表面・両端に固定し、少しずつ爪を持ち上げて本来の形に近づけていく治療です。
・爪や皮膚を大きく切除しないため、「できるだけ切らずに治したい方」に向いている方法です。
・日常生活の制限が少なく、治療後も歩行やお仕事がしやすいのが特徴です。

・靴を履くと爪の端が食い込んで痛い
・爪が横から見ると強く弯曲している
・同じ場所の痛みや炎症を何度も繰り返している
・手術はできれば避けたい、仕事や学校をあまり休めない

※強い腫れ・化膿がある場合は、まず保険診療で炎症の治療を行い、落ち着いてから矯正治療を検討します。

1. 診察・爪の状態の評価
2. 爪の清掃・形を整える
3. 巻き爪マイスターまたはワイヤーの装着
4. 装着後の痛みやフィット感の確認
5. 数週間〜1〜2か月ごとに状態を確認し、必要に応じてワイヤーの再調整・交換

爪の伸びるスピードや巻きの強さによって、数か月〜半年程度の継続治療が必要になることがあります。

・強い圧迫のかかる靴・ハイヒールはできるだけ避けてください
・爪の切り方・ホームケアは診察時にご説明します
・ワイヤーがストッキングや靴下に引っかからないよう、着脱時にご注意ください
・痛みの増悪・出血・強い腫れが出た場合は、早めの受診をお願いします

・巻き爪マイスター　10,000円（装着料込み）

・ワイヤー代　5,000円（1本あたり）
・ワイヤー挿入処置料　6,000円（ワイヤー挿入＋固定）

※巻き爪マイスター、ワイヤー矯正はいずれも自費診療です。
※このほかに初診料・再診料が別途かかります。
※形成外科の「爪のトラブル」「料金表」の項も参考にしてください。