耳周りの相談・ピアスの穴あけ
earrings
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耳まわりは、正面からだけでなく横顔・後ろ姿の印象にも関わる、とても大切なパーツです。
髪で隠してしまう方も多い一方で、
・立ち耳が気になる
・ピアスの穴が伸びてしまった・裂けてしまった
・ピアスのあとがケロイド状に盛り上がっている
といったお悩みでご相談に来られる方が増えています。
当院では、形成外科的な視点と美容的なバランスの両方を大切にしながら、耳まわりのお悩みに幅広く対応しています。
「耳が横に張り出して見える」「人に指摘されてから気になるようになった」などのお悩みが多いです。
耳の軟骨の形や折れ方のバランスを整えることで、横顔の印象を自然に改善していきます。
手術では、耳の後ろ側など、できるだけ傷あとが目立ちにくい位置にデザインして縫合します。
※保険適応の可否は、変形の程度や機能面(めがねがかけにくい・マスクがずれやすい など)の問題の有無によって異なります。診察時に詳しくご説明します。
以下のようなご相談が多くみられます。
・ピアスが引っかかって耳たぶが裂けてしまった(裂け耳)
・長年の重いピアスで、穴が下に伸びてきた・裂けそうで不安
・いったん穴を閉じてから、きれいな位置にピアスを開けなおしたい
このような場合、伸びてしまった皮膚や不整な傷あとを丁寧に整えながら縫合し、Z形成術を用いて縫合することで、“線上の傷あと”がそのまま残るのではなく、耳たぶ本来のカーブに沿った自然なラインになるように仕上げます。
傷の状態が落ち着いたあとに、新しいピアスホールを適切な位置に開け直すことも可能です(自費)。
ピアスのあとが硬く盛り上がり、いわゆるケロイド状・肥厚性瘢痕になってしまうことがあります。
・赤く盛り上がって目立つ
・かゆみや痛みが続く
・ピアスを外してもふくらみだけ残っている
・大きくなってきて、横や下方向に広がってきた
といった症状でお悩みの方が多く、見た目だけでなく不快感の原因にもなります。
当院では、状態に応じて以下のような治療を組み合わせます。
・ステロイド注射(ケロイド部分をやわらかく・平らに近づける)
・ステロイド外用薬、テーピングや圧迫などの保存的治療
・必要に応じて、手術で一度切除したうえで、再発予防として注射やテーピングを継続
ケロイドは、「とれば終わり」ではなく、再発をできるだけ防ぐことがとても大切です。
体質(ケロイド体質の有無)や生活習慣、今後のピアスのご希望なども含めてご相談しながら、治療方法を一緒に決めていきます。
当院では、医療機関でのピアスホール開けも行っています。
〈料金〉
・両耳:12,000円
・片耳:7,000円
医療用ピアスの装着に加え、軟膏処方を行い、衛生面に配慮したピアスホール作成を行います。
耳たぶの状態が安定してくる約2か月後を目安に、ご自身のお好みのピアスへの付け替えも可能です。
(耳たぶの状態を診察のうえで、付け替えのタイミングをご案内します。)
なお、当院でのピアスホール作成は耳たぶのみを対象としており、耳の軟骨ピアスや臍ピアスなどのボディピアスは行っておりません。