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立教通り皮フ科形成外科

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色素性母斑(ほくろ・母斑細胞母斑・黒子)

mole

色素性母斑(母斑細胞母斑・黒子)とは、いわゆる「ほくろ」です。一般的には大小さまざまで平坦なものから盛り上がったもの、黒いものから茶色(褐色)のものまであります。生まれつきからあるものからあとで出現することもあります。また生まれつき皮膚のかなりの部分に色素性母斑がひろがっている場合には、巨大色素性母斑と呼ばれます。

 

色素性母斑は母斑細胞が表皮と真皮の境目もしくは真皮の中に存在して、メラニン色素を作り出すために、褐色ないし黒色に見えます。時には毛が生えたり表面がでこぼこすることもあります。

 

小さな色素性母斑は悪性化することはあまりありませんが、巨大色素性母斑は悪性化する可能性があるともいわれているため適切な観察や治療が必要です。また一般に足の裏や手のひらのほくろも悪性化しやすいと言われますが、それほど頻度は高くありません。

 

ただほくろがいつのまにかできて次第に大きくなる、色の濃淡がある、形状が左右対称でない、境界が不明瞭、傷ができて治らないなどは悪性化の可能性があります。

 

【医療保険が適応となる場合】

悪性の疑いがある場合

医師がほくろを診察し、悪性黒色腫(メラノーマ)などの皮膚がんの可能性があると医師が判断した場合、医療保険を使って治療可能です。

注)

発症の個所、大きさ、形状などから診断します。良性のものである場合や日常生活に支障がなく見た目の改善目的は医療保険の適用となりません。

 

生活に支障をきたす場合

ほくろが隆起していたり、ほくろの位置が日常生活に支障をきたすと判断された場合にも医療保険の適用が可能です。例えば、ほくろが視界に入っている、衣類の着脱に支障があるといった場合に医療保険を使って治療可能です。

 

その他、医師が必要と判断した場合

悪性の疑いはなくても、ほくろが数ヶ月で急に増大したり、出血を繰り返していたりする場合は医師の判断により医療保険を使って治療ができる場合があります。以上一般的に美容目的(見た目の改善)ではないほくろ除去は、皮膚科や形成外科などで医療保険を使って治療ができます。

 

なお、医療保険適用の治療法は、メスやパンチによる切除術、切縫術となります。レーザー治療(CO2レーザー、QスイッチYAGレーザー)は医療保険の適用がありません。自由診療となります。

 

 

【自由診療となる場合】

整容目的の場合

著しく生活に支障がない場合は、整容(見栄え)目的となり、医療保険の適用は受けらず自由診療となります。

部位、形状、大きさにより切縫術、切除術、レーザー治療等のバリエーションから最適と思われる治療法をご提案します。

整容目的の場合

著しく生活に支障がない場合は、整容(見栄え)目的となり、健康保険の適用は受けらず、自由診療となります。

その部位、形状、大きさ、余後等により切縫術、切除、レーザー治療等のバリエーションから最適と思われる治療法をご提案します。

注)

当院では整容目的でのほくろの除去は19歳以上(成人)に限り承っております。